結婚したいんじゃなくて被扶養者になりたいだけなのかもしれない
初めまして、京こと申します。
私は今、むらさきのスカートの女を読み終えて江國香織の『きらきらひかる』を読んでいます。
毎日行きと帰りのバスでくるりを聴きながら江國香織を読む、将来思い出して若い頃の思い出になることはわかりきっているのに目先の好きに眩んでなかなかやめられません。
私はずっと恋愛について少しの苦手意識を持っていて、と言うのものめり込んでいる自分のことを俯瞰してみてしまうのです。
厨二病と言われればそれまでですが、好き好き言ってる自分が急に恐ろしくなってしまって、相手に迷惑がられていないか、シンプルに今の顔不細工じゃないか?
好きな人に好きって言われて嬉しくないわけないじゃんなんてお決まりのセリフをもらってもそうじゃない等々。
なんともめんどくさい性格をしています、まだ思春期を引きずっているのでしょうか。
そんな思春期真っ盛りの私ですが、笑子と睦月の生活にはとても憧れます。
寝る前にシーツにアイロンをかけるのです。生活の中でクラッシックを流します。私も思わずジムノペディのレコードをググりました。
2人は婚姻関係にあってお互いに妻や夫と名乗ります。
私は読みながら純愛だな…と感じたのですが(純愛というと乙骨憂太の顔がよぎるのかなり気が散りませんか?)私はここまでの熱量で人を愛せるかと不安になってしまいました。
かねてからいろんなところで結婚したい結婚したいと言って回っている私なのですが私は結婚する資格はないのではと、
私が結婚したい理由としては主に夜1人で寝たくない、孤独死したくないなどが挙げられるのですが損得勘定でしかないなと。
こんなに夢見る乙女なのに感情的に盲目的な恋愛ができないのはどうしてでしょう、若すぎるだけでしょうか。
結婚したらやりたいことリストでも作りましょうか。そうですね、まずホールケーキを焼きましょう。アップルパイを焼いて差し上げます。夕食の後のデザートにしましょうね、いくら5号サイズといってもきっと一度では食べきれません。残りは朝ごはんにしましょう、昨日とは代わって今朝は私が紅茶を淹れて差し上げますよ。
こんなに良い奥さんなのにどうしてだれも結婚してくれないんでしょうね。立候補しても構いませんよ、私の保険証に被保険者として名前を書かせてあげます、誇ってくださいね。
今回はもうそろそろ話したいことも無くなってしまいますのでこの辺りでお暇します、きらきらひかるに関してはまた全編読み終わったら感想を書こうと思います。それではおやすみなさい。